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【大月秩父代理戦争】大月編PART2 猿橋 [大月秩父代理戦争]

恵林寺からR20に出て八王子方面に、笹子トンネルを抜けるともうそこは「大月」。


秩父の人:おーい、大月の天野よー!
大月の人:うるせーなーお前。仮にも先輩だぞ俺は!お前秩父くんだりに大月とか言われる筋合いねーんだよ!
秩父の人:どんな祭りがあるんだよ大月…。
大月の人:お前んとこなんてあれじゃねーか、青梅線だろうよー?
秩父の人:違うよ秩父鉄道だよー!
大月の人:あ、秩父線か。うちなんかお前、中央本線だぜお前。甲州街道だぜお前、20号線だぜお前。えー?
ハゲ丸師匠:何が言いたいんだよ?何なんだよー?



大月秩父代理戦争のおかげで、全国的に有名になった大月だが、
残念ながら「通過」するだけで、立ち寄ることってあまりないのでは....
う〜ん、名所といえば、「笹一酒造の大太鼓」(この家から山梨県知事を2人出している。銀杏拾いのアノ人も天野姓だが、ココも天野姓。)か「猿橋」ぐらいか。
ということで猿橋。
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ココは日本三大奇橋の1つ(あと2つは岩国の錦帯橋、徳島:祖谷のかずら橋)で、両岸から刎木で渡し橋脚を使わない工法が(日本で現存するのはココだけ)、猿が互いに体を支え合うさまに似ているので、「猿橋」といわれる所以ではなかろうか。
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両岸が崖になっているため、一帯が渓谷のようになっている。ようやっと紅葉も見頃になった。
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この橋のすぐそばに3つ橋が架けられている。国道・県道(いずれも「新猿橋」という名前)と珍しい水路橋(上記写真の真ん中:桂川を通り抜けている)がある。昔は中央線もすぐそばを通っていたらしい。
猿橋は「便所でお尻を拭く会長(銀杏拾い)」のイメージとは違い風光明媚な場所である。そういえばイチョウの木が結構あったけど、銀杏拾いに全部持ってかれっちゃったのかな(笑)。
猿橋があるにしろ、まだまだ大月は立ち寄るところが少なく、「通過」してしまうのではないかと心配しています。「B-1グランプリ」に出場するような特産品を使ったグルメがあればベストなのだが。
来年、国道139号が松姫峠がトンネル化されるので、大月〜小菅村(となりの丹波山村と同じような村)〜奥多摩のアクセスが良くなります。大月秩父が罵倒し合って知名度が上がっているだけに、それを機に町おこしがあればいいなと....

その後、猿橋から藤野の「やまなみ温泉」に立寄り、家に帰りました。
やまなみ温泉の湯はいいあんばいでした。
(おわり)


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